周りはビル一つない 侘びしさ募る駅のホーム 僕の隣に君はいない
透明な風に枯葉は僕の足下で踊り やってきた家路の列車に乗る
空しさは時にこの心まで 凍て付くほどに締め付けるけど
僕にはどうしていいのかまるで分からない
君がいなければ何もできないと 今頃になってやって気付いたんだ
無気力な空を見上げて ため息に想いを乗せる
週末は少なくとも僕にとっては特別な時で
忙しい君と本気で向き合える そんな気がしてた
小さな街では見るものなんてすぐになくなるけど
手をつないで笑いあった
暖かい風が吹き抜けると 二人で歩いていた抜小路
「風の通り道」 そう名付けいつもここにいた
君といた日々はまだ光の中 僕の声はもう君に届かない
夕焼けの空を見上げて あの笑顔想っているよ
君がいなければ何もできないと 今頃になってやって気付いたんだ
星屑の空を見上げて ため息に想いを乗せる
君といた日々はまだ光の中 僕の声はもう君に届かない
ため息に乗せた想いは儚く そう 消えゆく運命
闇の途中で
そしてまた日は昇る